2DRPGの作り方11 パラメータ設定と武器・防具・回復アイテムをUnityで作ろう | Unity入門の森 ゲームの作り方

2DRPGの作り方11 パラメータ設定と武器・防具・回復アイテムをUnityで作ろう

Unity C# 2DRPGゲームの作り方 ~ドラクエ風レトロRPGを作ろう!~


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前回の記事ではNPCの会話システム、ダイアログシステムを作成しました。

前回の記事:

2DRPGの作り方10 UnityでNPCの会話システム・メッセージダイアログを作る
前回までで2DRPGのNPCの移動処理をUnityとC#で実現してきました。 前回の記事: 今回の記事ではこのNPCキャラクターの村人と会話できるようにしていきます。 会話用のイベントの実装やメッセージダイアログの表示法などをマスターしてい...

今回の記事では、RPGに必須となるプレイヤーのパラメータ設定の実装、そして武器・防具・回復など各種機能を持たせるためのアイテムを作成していきます。

Scriptable Objectなどを上手に活用して再利用性の高いコードを書いていきましょう。


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プレイヤーのパラメータ

まずプレイヤーのパラメータを作っていきます。

戦闘システムにおける基本パラメータとして「BattleParameter」クラスの中に定義します。

パラメータは以下のものを作っていきます。

  • HP
  • こうげき
  • ぼうぎょ
  • レベル
  • けいけんち
  • 所持金
  • 装備品
  • 保持しているアイテム

「BattleParameter」クラスは「BattleParameter.cs」というスクリプトの中に書いてください。

保存先はお好みでOKですが、記事ではAssets > Scriptsの中に保存しています。

この中の装備品およびアイテムに関しては「Item」クラスとして表現し、派生させていきます。

「Item」クラスと「Weapon」クラスもそれぞれ「Item.cs」と「Weapon.cs」いうスクリプトの中に書いていきます。

保存先はお好みでOKですが、記事ではAssets > Scripts > Itemの中に保存しています。

「BattleParameter」クラス、「Item」クラスそしてそれらの派生クラスは「ScriptableObject」として定義しアセットで管理できるようにしています。

色々なアイテムを作成する

それでは戦闘システム用のパラメータとアイテムの作成準備ができたので、実際に色々なアイテムを作っていきましょう。

この記事では次のものを作成します。

  • やくそう:LifeRecoveryItemクラス。
  • かいふくやく:LifeRecoveryItemクラス。
  • こんぼう:Weaponクラス。こうげき用の武器。
  • てつのつるぎ:Weaponクラス。こうげき用の武器。
  • ゆうしゃのつるぎ:Weaponクラス。こうげき用の武器。
  • かわのふく:Weaponクラス。ぼうぎょ用の武器。
  • てつのよろい:Weaponクラス。ぼうぎょ用の武器。

やくそうとかいふくやくは「Item」クラスから派生した「LifeRecoveryItem」クラスを新しく定義します。

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まとめ

今回の記事では戦闘システムで使用するパラメータやアイテムを定義していきました。

これらはアセットとして扱えるようにすると便利なので、ScriptableObjectで定義しています。

実際の戦闘システムの実装は今後の記事で行っていきます。その際に今回作成したクラスを拡張していきます。

また、この講座ではテキストのみで表現するので見た目が少々地味になるかと思います。

余力がある方はアイテムに画像を指定するなどして改造するのもいいでしょう。

今回のまとめると以下のようになります。

  • 戦闘システムで使用する「BattleParameter」クラスの定義
  • アイテムを表す「Item」クラスの定義
  • プレイヤーのプレハブに「BattleParameter」を設定

それでは次の記事に行ってみましょう!

次の記事ではRPGに欠かせないメニュー画面を作成し、パラメータを確認できるようにしていきます。

次の記事:

2DRPGの作り方12 UnityとC#で作るRPG用メニュー画面・メニュー切り替え処理
今回はUnity C# 2DRPGの作り方講座の第12回目です。 前回はScriptable Objectを主に使いながらパラメータ設定やアイテムシステムの実装を行いました。 前回の記事: 今回の記事では、パラメータの確認や、作成したアイテ...

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