3Dアクションゲームの作り方7 スマホゲームのカメラ回転処理を実装しよう | Unity入門の森 ゲームの作り方

3Dアクションゲームの作り方7 スマホゲームのカメラ回転処理を実装しよう

Unity 3Dアクションゲームの作り方 ゼルダ・原神・モンハン風 (スマホ化対応)


Unity入門の森オリジナル本格ゲーム制作講座はこちら
11種類の本格ゲームの全ソースコード公開・画像&動画による解説付き

本講座はUnityで3Dアクションゲームの作り方について説明していきます。前回はプレイヤーの移動のスマホ操作の作り方について解説してきました。


前回の記事:

3Dアクションゲームの作り方6 スマホタッチによる移動処理を開発しよう!
本講座はUnityで3Dアクションゲームの作り方について説明していきます。前回はプレイヤーの移動処理、アニメーションの設定について解説してきました。 前回の記事: 第6回目は前回作成したPCでのキー入力や移動処理を実機のスマホで操作できるよ...

第7回目ではプレイヤーを写しているカメラの視点を移動させたり、回転操作ができるようにしていきましょう。

なお今回もスマホ操作を検証するために、UnityRemoteというアプリをダウンロードしておくと便利です。

UnityRemoteについて : 

Unity Remote (スマホアプリ) の使い方 スマホでエディタの再生状態を確認!
「UntiyRemote」というスマホアプリについて解説します。 正確には「Unity Remote 5」という名前でIOS、Androidともに配信されていますので、apple storeやGoogle play storeでそれぞれダウ...

もしくは、お手持ちのスマホにビルドしてテストしましょう。

では始めていきます。


【Line登録者限定のプレゼントもあるよ!】

プレイヤーの追跡機能の作成

今回はスマホ操作でカメラをプレイヤーの周囲で回転させたり、高さの変更をしたりしていきます。移動回転してもプレイヤーを写し続けてほしいので、まずはカメラが常にプレイヤーを写し続けるようにしていきます。

カメラオブジェクトの構成

まずはプレイヤーを写しているカメラを操作しやすいように階層構造にしていきます。こうすることで同じオブジェクトに色々な操作をして予想とは違う影響が出ることを防ぐことができます。

では作成していきましょう。今回行う操作は、

この4つです。「常にプレイヤーを写し続ける」はカメラを直接動かしますので、他の3つの操作を行うために階層を作っていきます。

まず空オブジェクトを3つ作成し、このオブジェクトの名前を「CameraRoot」「RotationRoot」「HeightRoot」とします。

もしこれらのオブジェクトの「Transform」に値が入っている場合はすべてPosition、Rotationを0、Scaleを1にしておきましょう。

そして、「CameraRoot」の子に「RotationRoot」。「RotationRoot」の子に「HeightRoot」を配置します。その後元々配置されている「MainCamera」を「HeightRoot」の子に配置しましょう。

これらを上記の役割にあてはめると

となります。下記画像のようになっていればOKです。

カメラコントロールクラスの作成

構成が終わったらこれらを管理するためのクラスを作成していきます。新しいスクリプトを作成し、「PlayerCameraController」という名前にします。

そして作成した「PlayerCameraController」をInspectorの「CameraRoot」に設定しておきましょう。

まずは、子のオブジェクトを操作できるように「[SerializeField]」で「RotationRoot」、「HeightRoot」、「MainCamera」を設定できるようにします。「RotationRoot」、「HeightRoot」は「Transform」として、「MainCamera」は「Camera」として取得します。

Unityに戻ってInspectorから「CameraRoot」の「PlayerCameraController」にそれぞれのオブジェクトを設定しましょう。

常にプレイヤーを写すカメラ処理

まずは、常にプレイヤーを写し続けるようにしていきます。

続きを読む

このコンテンツはパスワードで保護されています。 コンテンツを読みたい方はUnity入門の森ショップ(https://unityforest.shop/)で講座閲覧権を取得してね。

ここまででプレイヤーの操作の基本が完成しました。

次回からは敵キャラを作成して攻撃できるようにしていきます。

次回の記事 : 

3Dアクションゲームの作り方8 敵キャラへの攻撃当たり判定・戦闘式・アニメーションの実装
本講座はUnityで3Dアクションゲームの作り方について説明していきます。前回まででモバイル操作も含めたプレイヤーの一連の処理を完成させました。 前回の記事: 第8回目は攻撃当たり判定やアクションゲームとして成り立つように敵キャラを作成して...


Unity入門の森オリジナル本格ゲーム制作講座はこちら
11種類の本格ゲームの全ソースコード公開・画像&動画による解説付き

コメント

タイトルとURLをコピーしました