ローグライクゲームの作り方8 腹ペコ状態でHPが減る食料システムを実装 | Unity入門の森 ゲームの作り方

ローグライクゲームの作り方8 腹ペコ状態でHPが減る食料システムを実装

Unity ローグライクゲームの作り方


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前回の記事ではローグライクゲームのプレイ内容に応じて行動内容を表示し、古いものから自動スクロールで消していくメッセージシステムを作成しました。

また、戦闘システムとの連動を実現しました。

前回の記事:

ローグライクゲームの作り方7 プレイ中の行動履歴を表示する自動メッセージ機能を開発
前回の記事ではローグライクの戦闘システムを拡張し、レベルと経験値を導入し、プレイヤーが敵を倒すと成長していくシステムを実装しました。 前回の記事: 今回の記事ではプレイ中の情報を行動履歴として表示する自動メッセージウィンドウを追加していきま...

今回の記事ではローグライクを魅力あふれるゲームシステムとして有名にした食料システムをUnityとC#スクリプトを用いて開発していきます。


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ローグライクゲームにおける食料システムの概要

この講座では、食料というパラメータをプレイヤーに新しく持たせます。

食料は行動する度に1ポイントずつ減っていきます。そして、0になると次からは一度行動するごとにHPが減っていく形でゲームシステムを構築していきます。

満腹度を表すパラメータとUIの追加

それでは早速食料システムを作っていきます。

今回も先にUIの方を追加します。

この講座のその6で作成したシーンの「PlayerUI」にUIを追加します。

画像での「PlayerUI」以下のGameObject階層は次のようになります。

「FoodRoot」が食料用のGameObjectになります。基本的な部分は講座その6で作成した「LevelRoot」と同じになります。

  • 「PlayerUI」
  • – 「Root」
  • – – …省略
  • – – 「FoodRoot」:追加
  • – – – 「Label」
  • – – – 「Food」

この中の「Food」はスクリプトから制御します。

各GameObjectの作成方法とパラメータの一例は次のものになります。

食料パラメータとなる満腹度の追加

次にスクリプトに食料パラメータを組み込んでいきます。

「Player」コンポーネントの内容を次のようにしてください。

「Player」コンポーネントに食料のパラメータを追加したので、次は「PlayerUI」の方も合わせて更新します。

「PlayerUI」コンポーネントの方の修正が終わったら、シーンの「PlayerUI」コンポーネントの「FoodText」フィールドにシーンの「Food」を忘れずに設定してください。

ここまでで食料のUI表示ができましたので、次はプレイヤーがアクションを行ったら食料を減らすようにしていきます。

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移動する度に食料の値が1減ると成功です。

食料が0の時は体力が減るかどうか、体力が0になったらゲームオーバーになるかも確認してください。

食料によるダメージでもゲームオーバーになる

まとめ

今回の記事ではローグライクゲームをより面白くする食料システムを実装しました。

やったことをまとめると以下のようになります。

  • プレイヤーに食料パラメータを追加
  • UIに満腹度を表示するようにした
  • プレイヤーが行動すると食料が減っていくようにした
  • 食料が0以下の時は体力が減り、0になるとゲームオーバーになる処理を実装

それでは次の記事に行ってみましょう。

次は武器システムを開発していきます。

ローグライクゲームの作り方9 武器を作ってプレイヤーを強化しよう!
前回の記事で食料システムを実装し、行動するごとにお腹が減り、満腹度が0になると行動する度にダメージを受けるようになりました。 前回の記事: 今回の記事では、ローグライクRPGの戦略性を高めるアイテムとなる武器を作っていきます。 一言に武器と...

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