ゲーム業界転職は30代未経験でも可能か? 転職に失敗しないためのポイント4つ | Unity入門の森 ゲームの作り方

ゲーム業界転職は30代未経験でも可能か? 転職に失敗しないためのポイント4つ

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30代未経験だけど、ゲーム開発のシゴトに今からつけるのか…?
しばらく別の業界で働いてきたけど、やっぱりゲームのシゴトがしたい。

このような方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、30代未経験でゲーム開発職への転職が可能か、失敗しないためのポイントは何かを徹底解説。

実は、30代未経験から転職を果たすには、ある条件があります

その条件を満たしていないために、転職に失敗して「こんなはずじゃなかった…😭」とならないようにして頂きたいのです。
そのためにできるだけ詳しく解説していきますので、是非読み進めてみて下さい。

*この記事はこんな方におすすめ*

  • 30代未経験でゲーム開発職に転職したい方
  • 既に転職活動しているが、どうもはかどらない方

ゲーム開発職への転職事情、そしておすすめのオンラインスクールや転職エージェントについても解説しており、かなり長文となっています。

できれば全文通してお読み頂きたいですが、お時間がない方は目次からスキップして興味のあるところをご覧になってみて下さいね。

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30代未経験からのゲーム開発職はムリ?

30代・業界未経験からゲーム開発職を目指すのは不可能なのか。
結論から言いますと、不可能ではありません。

ひつりん
ひつりん

ただしこれは「可能性はゼロではない」という意味であって、30代・業界未経験からゲーム開発職に転職するのは正直険しい道です!

そのため転職で成功を勝ち取るには、条件があります。
それは「ゲーム業界にアピールできる武器」を持つことです。

これについては後ほど詳しく解説するとして、どうしてゲーム開発職への転職が険しい道なのか、その転職事情から見てみましょう。


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ゲーム開発のシゴトは狭き門!気になる転職事情

ゲーム業界・特に開発職にまつわる転職事情について解説します。

◆◆ゲーム開発職への転職事情◆◆

  • 人材は不足している(特にプログラマー)
  • 人材不足にもかかわらず、狭き門!?
  • 業界内転職が多く、異業種から入りにくい

このように、ゲーム開発のシゴトは一見不思議な状況となっています。
どうして人材不足にもかかわらず、狭き門なのか。それはずばり、

ゲーム制作は高度な技術を必要とするから。

ゲーム開発のシゴトはどんどん技術革新が進んでいて、その度に難易度はUP。
例えばプログラミングスクールでまず学ぶWEB系言語のように数ヶ月で習得できるようなものではなく、もっと高い技術が求められます。

ゲームの動きって一昔前と比べて段違いにリアルになっていますからね!

その技術を持つエンジニアを、業界は渇望しているのですが、なかなか充足しないのが現状。
つまり人材は不足しているけれど、誰でもいいわけではない、ということです。

裏を返すと、高度な技術者は引く手あまた。
より良い待遇を求めて転職してしまったりするため、企業側としてはますます人材確保に困ってしまうというわけです。

かといってゲームのシゴトはプログラマーだけではありませんし、異業種から新規参入することが不可能、というわけではありません。
確かに転職先を見つけるのは簡単ではないでしょう。

いくつも不採用となって凹むこともあるかもしれません。

ですが、もともと狭き門であることを理解し、根気よく転職活動を続けてみることが大切です。
次から解説する内容を参考にしていただければ、ゲーム業界への転職も夢ではありませんよ!

 

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30代未経験から転職を勝ち取るための条件

先ほど「転職で成功を勝ち取るには条件がある」とお伝えしました。
この条件について詳しく解説します。

アピールできる武器を持っている

転職で成功を勝ち取るための条件は、たった1つ。

ゲーム業界にアピールできる武器を持つこと。

ここは非常に大切なポイントになりますので詳しく掘り下げます。

武器と言われても例えばどんな武器なのか?気になりますよね。
それはゲーム制作に関わる職種によって異なります。

職種 大まかな仕事内容 アピールできる武器
ゲームプランナー ゲーム制作の方針に基づいて詳細な企画構成をプランニング。
仕様書の作成、関係者への説明、プレイチェックなど
コミュニケーション能力
Web・アプリ企画経験
マーケティング経験
ゲームプログラマー ゲーム開発の中核。
プログラミングによってゲームを制作していく技術者・エンジニア
プログラミング経験
高度なエンジニアは重宝される
ゲームデザイナー キャラクター・背景・アイテムなどをCG技術を用いて制作。
2D・3Dなどに分かれる
デザイン経験
CGソフトでの制作経験
サウンドクリエイター テーマソング・効果音・BGMなどを制作する。 時代にあった音楽を作り出す力
デジタルサウンド制作経験
※ただし募集は少ない
ゲームディレクター 現場総指揮であり責任者。
各スタッフへの指示・監督
※未経験から採用されることはあまりない
ゲームプロデューサー プロジェクト統括責任者として対外的な役割を担う。
企画発案、予算やスケジュールの管理など
※未経験から採用されることはあまりない

このように、ゲーム制作の現場には色々な職種があり、それぞれに求められるスキルは異なります。
(ディレクターとプロデューサーは経験豊富な「上司」的立場ですので、未経験者の方はまだ気にしなくて大丈夫。)

おおむねIT・アニメ・映像などの業界で働いていた人は、アピールできる何らかの武器を持っている可能性が高いのではないでしょうか。

特に、ゲーム開発の中核を担うプログラマーは人材不足となりやすい職種。
IT業界でwebプログラマー経験のある方は是非狙っていきたいところです。

またWeb・アプリなどの企画経験があるなら、プランナーを目指すのも1つの手。
ゲームプランナーは意外にもデザインやプログラムの経験がなくても、異業種での企画やマーケティング経験を評価されて採用されることがあります(そこからの勉強は必要ですが)。

いずれにしても、どの職種にも当てはまる大切なことがあります。それは、

アピールすべき武器は「学んだ知識」ではなく「実務経験」であること。

そうです、30代での転職で必要な武器は「実務経験」なんです。
それはゲーム業界自体が未経験であっても、別の業界での実務経験が大きな武器になるということ。

ちなみに一般的にスクールで学ぶ内容は現場では物足りないと言われており、あくまでも知識や技能のベースになる、という程度。
それに対して実務経験とは、専門知識はもとより、現場での「仕事の取り組み方」まで分かってくるという特徴があります。

極端な言い方をすると、実務経験のあるなしは「突然現場に置かれた時、何かしら自分で動けるか」に大きく関わってきます。
そのため採用する側はそこを重視するわけです。
※デザイナーは実務未経験でも才能・スキル次第、といった面があるようです。

アピールできるものがない!そんな時は…

「いやいや、アピールできる武器なんてないよ!」

前職が営業職や事務職などで、特別にアピールできるマーケティングスキルなども無い。
そのような人の方がむしろ多いかもしれません。

あくまでも筆者のリサーチした範囲ですが、「デバッガー」という試作品のテストプレイ担当者なら一切の未経験者でも仕事につくことができるようです。
またゲーム業界にも「営業職」や「事務職」といった職種もあります。

ひつりん
ひつりん

ですが、本来望んでいた「ゲーム制作の現場」とは少し違ってきてしまいますよね。

そんな時におすすめの方法があります。
それは、ゲーム会社を目指す前にワンクッション「準備期間」を設けること。

例えばプログラミングの勉強をしつつ、一度IT業界など関連性の高い業界にプログラマーとして転職するといった方法が考えられます。
なぜこのような面倒なことをするのかというと、一度IT業界に転職することで、晴れてプログラマーとしての実務経験が得られるためです!

少し遠回りしてしまう印象もありますが、実は一番の近道かもしれません。
あるいは副業としてクラウドソーシングサービスなどを使ってシゴトを受けるといった方法も。
案件は少ないかもしれませんが検討の余地アリです。

30代未経験からゲーム開発職へ!成功へのポイント

30代未経験からゲーム開発への転職を勝ち取るため、意識したいポイントをまとめました。

◆◆転職成功へのポイント◆◆

  • ①即戦力で勝負する
  • ②事情が許せばアルバイトも視野に入れる
  • ③最初から高望みしない
  • ④転職エージェントを利用する

ポイント①即戦力で勝負する

1つ目は即戦力で勝負する、です。

これはここまでお伝えしてきた内容と被ってしまいますが、30代からの転職は実務経験に基づく即戦力が求められます。
あるいはデザイナーなら実務未経験であってもプロとして通用するデザインスキルは必須でしょう。

そしてゲームプログラマーはWEB系プログラム言語に上乗せする形で高度な専門知識が必要。
例えばIT企業でのプログラミング経験があるとしたら、さらにゲーム専門の勉強をしたり、ゲームの試作をしたりしていると、転職は一気に有利となることも。

後ほど、働きながらゲームプログラミングを学ぶことができるオンラインスクールについてご紹介しますので、宜しければ参考にしてみて下さい。

ポイント②事情が許せばアルバイトも視野に入れる

ポイントの2つ目は、事情が許せばアルバイトも視野に入れる、です。
ゲーム業界の求人は正社員・契約社員・アルバイトなどさまざま。

収入面で事情が許せば、まずアルバイトとして採用されることで、ゲーム業界で経験を積むことにつながりますよ。

未経験で最初から正社員になろうとしているから門が狭いのではないのか・・・?
正社員にこだわらず、求人を探していたところ、アルバイトで求人募集している上場企業様がいました。
エンジニアとしての経験もあるので、見事にアルバイトの面接に合格し、正社員を辞めてアルバイトとしてゲーム業界に入りました。
30代後半、完全未経験からwebプログラマーに転職

ポイント③最初から高望みしない

ポイントの3つ目は、最初から高望みしない、です。
具体的には中小企業を目指す、有名企業はアルバイトで目指す、などですね。

それからゲームの種類で考えてみると、ソーシャルゲームやスマホアプリが狙い目

コンシューマー 家庭用ゲーム機(Switch・PlayStationなど)
アーケード ゲームセンターにある業務用ゲーム機
ソーシャル SNS上にあるオンラインゲーム(人との繋がりや収集要素が強い)
スマホアプリ アプリをダウンロードして遊ぶゲーム

ソーシャルゲームやスマホアプリは開発のフットワークが軽く、収益性も高いのが特徴。
そのため採用活動がひんぱんに行われていて入りやすいです。

ポイント④転職エージェントを利用する

高望みしないと言われても、反対に手当たり次第でブラック企業に入ってしまうことも避けたい。
実際にどの会社を受けたらいいのか、どこが自分のスキルを評価してくれるのか。
これらを見極めるのは難しいですよね。

そこでおすすめしたいのがポイントの4つ目、転職エージェントを利用する、です。
転職エージェントではネット上で求人情報が閲覧できるだけではなく、キャリアアドバイザーがあなたにぴったりの求人情報を紹介してくれます。

転職活動全般の相談にも乗ってくれるので、心強いですよね!
そればかりか、ネット上で公開されていない「非公開求人」も持っているんです。

おすすめの転職エージェントについては後述でご紹介します。
気になる方は次のオンラインスクールをスキップしてご覧になってみて下さい。

ゲーム制作の勉強におすすめのオンラインスクール

ここからは、「即戦力UP!」のためのオンラインスクールご紹介。
もちろんゲームに特化したプログラミングまで学ぶことができます。

スクールでゲームについて学ぶことは、転職の大きなアピールポイントになることはもちろんのこと、そもそもゲーム制作に自分が向いているかを再認識するきっかけにもなりますよ。

テックアカデミー

引用:テックアカデミー公式

テックアカデミー(Tech Academy)は、現役エンジニアの講師からアプリ開発やプログラミングについて学べる完全オンライン型スクール。
2020年マクロミル調査によれば、オンラインプログラミングスクール受講者数No.1を誇ります。

ゲーム開発を学びたい人のためのコースとしは「Unityコース」が用意されています。

テックスタジアム

引用:テックスタジアム公式

テックスタジアム(TECH STADIUM)は、ゲーム制作に特化したプログラミングスクール
ゲームクリエイターを目指す人を、卒業後すぐに現場で働けるレベルにまで育成することを目的としています。

ひつりん
ひつりん

ここでしっかり学ぶことができればまさに「即戦力」になること間違いなしです。

SAMURAI ENGINEER

引用:SAMURAI ENGINEER公式

SAMURAI ENGINEERは2013年創業、マンツーマンレッスンを特徴とするプログラミング塾
自分の理解度に合わせて進めることができるため安心感ピカイチ。

カリキュラムも一人一人の要望に合わせてオーダーメイドで組み立てることができます。
ゲーム開発向けにカリキュラムを組むことも、もちろん可能です。

おすすめの転職エージェント

続いては、おすすめの転職エージェントをご紹介。
転職エージェントはサイト上に公開されている求人のほか、マッチングして初めて見ることができる非公開求人もあるのが特徴。

自分に合いそうなエージェントを選んで、できれば複数登録されることをオススメします。

◆◆おすすめの転職エージェントリスト◆◆

  • シリコンスタジオエージェント
  • ファミキャリ!
  • マイナビクリエイター
  • ファミキャリ!
  • リクルートエージェント
  • ワークポート
  • DODA転職支援サービス
  • レバテックキャリア

 

シリコンスタジオエージェント

引用:シリコンスタジオエージェント

シリコンスタジオエージェントはゲーム業界・映像業界で活躍するクリエイター全般をサポートしてくれる転職エージェント。

なぜここまで幅広い転職サポートをしてくれるのかというと、シリコンスタジオエージェントの親会社、シリコンスタジオが自社でミドルウェア開発を行っているから。

そのためゲーム業界の中でさまざまなパイプを有しているためです。

「大きな案件に関わりたい!」と思っているエンジニアの方にとって、シリコンスタジオエージェントは最適な選択ではないでしょうか。

未公開案件、未経験案件も豊富なため、一度登録してみることをおすすめします。

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ファミキャリ!

引用:ファミキャリ!公式

ファミキャリ!はゲーム業界専門の転職エージェント。
運営するのは、映像やゲームなどの分野におけるクリエイターの派遣・紹介を手がける大手エージェンシー「クリーク・アンド・リバー社」

ゲーム業界に求められる人材には精通しているので、適切なアドバイスがもらえるでしょう。
履歴書・職務経歴書・ポートフォリオの作成アドバイスはもちろんのこと、模擬面接まで対応。
業界特化型ならではの細やかさが魅力です。

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マイナビクリエイター

引用:マイナビクリエイター公式

マイナビクリエイターは人材サービス大手かつWeb・ゲーム・IT業界に特化したエージェントということでおすすめ度No.1。
豊富な求人数に、業界の転職事情も知り尽くしているので、心強いパートナーになってくれます。

ポートフォリオの作成も専門的見地からアドバイスがもらえますよ。
ちなみに、マイナビグループとしては他に「マイナビエージェント」もあります。

 

リクルートエージェント

引用:リクルートエージェント公式

転職エージェントに申し込むなら、業界大手のリクルートエージェントは外せません。

こちらは業界が絞られていない「総合型」ということもあり、求人数は膨大。
情報の幅を広げて色々見比べることができるため、総合型も視野に入れていきましょう。

 

 

ワークポート

引用:ワークポート公式

ワークポートは転職決定人数No.1の実績を誇る総合型の転職エージェント。
もともとはIT業界特化型で運営されていたため、IT関連への転職に強みを持っています。

それと同時に「ゲーム関連」の職種カテゴリーも上位に表示されており、ゲーム業界への転職にも強いことがうかがえます。

転職をサポートしてくれるのは「転職コンシェルジュ」。
まるでホテルのコンシェルジュのように丁寧な、一人一人に寄り添った対応がモットーなので、しっかり話を聞いて自分に合った提案をしてくれますよ。

https://twitter.com/jhon_paipai/status/1379035645058805760?s=20

 

DODAエージェントサービス

引用:DODA公式

DODAエージェントサービスもリクルートに並ぶ最大級転職エージェントです。
総合型なので求人数も圧倒的で約10万件

転職エージェントも色々あるので迷ってしまうかと思いますが、一つの指標として担当者(キャリアアドバイザーなど)との相性が挙げられます。
いくつか登録してみて、紹介される求人の質はもちろんですが、担当者との相性もみながらサービスを絞っていくと良いでしょう。

イマイチな口コミですがあくまでも1つのご意見としてご覧下さい。

doda公式サイト

レバテックキャリア

引用:レバテックキャリア公式

レバテックキャリアはITエンジニア・デザイナー向けの転職エージェント。
職種一覧の中にはゲームプログラマー・ゲームプランナー・2D/3Dデザイナーなどが並んでいて、ゲーム開発職もたっぷり探すことができます。

求人数は業界特化型でおよそ5,000件(変動あり)。
年収も、キャリアも、より高みを目指して転職の成功を目指します。

レバテックキャリア公式サイトはこちら

30代未経験からの転職組が知っておきたい注意点

30代未経験からの転職組が知っておきたい注意点について解説します。
これは転職によって予想されるデメリットとも言えるようなものです。

30代は「経験」がモノを言う

前述の「アピールできる武器を持っている」のところでもお伝えしたのでしつこいのですが、30代からの転職活動は「経験」がモノをいいます。
あるいはプロとして通用するレベルのスキルがあるかどうか、です。

未経験の方向けに記事を書いているのに矛盾しているようですが、ゲームそのものの実務経験というわけではありません(ゲーム自作経験があるに越したことはないですが)。
異業種での実務経験を、ゲーム制作のシゴトにどうひもづけてアピールするかが大切です。

スクールで学んだから転職できるか?と言われれば、それはゼロではないでしょう。
例えば大変な人手不足の会社などに、タイミングよく入ることができるかもしれません。

しかしそれはあくまでもレアケース。
30代は「勉強した」から転職できると考えるのは危険であることを知っておきましょう。

上司が自分より若いことがある

30代で転職すると、場合によっては上司が自分より若いことがありえます。
こうしたケースは日本でも今後増えていくと思われます。

「そういうのは気にしません!」などと面接では答えるものの、いざ仕事が始まると人によってはやりにくさを感じてしまうもの。

日本人はあらかじめ相手の年齢を把握してから立ち位置を決めるようなところがあるんですよね(笑)。
ですが、会社での在籍期間もゲーム業界のキャリアも相手が上なら納得いくはず。
そこは仕事と割り切って自分の役割を果たす、という心がけでいきましょう。

給与は多くを期待できない

給与はもしかしたら、これまでの給与よりも下がってしまうかもしれません。
アルバイト採用なら尚更です。

年収の目安でいうと残業代込み300〜400万円程度となる可能性が高いです。
ですが、ここにあまりこだわるとさらに応募の枠が狭くなってきてしまいます。

転職エージェントにも相談しながら、まずは上手くゲーム業界に滑り込むことを考え、それからキャリアアップを考えていかれる方がオススメです。

ゲーム業界への転職にはこんなメリットも

30代転職組に予想される厳しい面をご紹介しましたが、ゲーム業界への転職にはメリットもちゃんとあります。

◆◆ゲーム業界に転職するメリット◆◆

  • 自分が作ったゲームが世に出る喜びを味わえる!
  • webでの紹介やユーザーの高評価が何よりの喜び
  • 自分の企画がヒットすれば年収大幅UP
  • 就業規則は自由度が高い!
  • 仕事中にゲームができる

就業規則(働く環境)については、IT業界と似ているかもしれません。
服装は自由、時間もフレックスなど融通が効きやすいですし、新型コロナウイルスの影響もあって在宅勤務も進んできているようです。

大好きなゲームのシゴトをしながら、他社リサーチという名のゲームプレイまでできてしまうのは、ゲーム業界ならではですね。

なかなか転職できない…そんな時はどうする?

なかなか希望する会社に入れない。どんどん年齢も上がって不利になる一方…。
そんな時はどうしたらいいのでしょうか。

まず考えられる対策としてはもともと働いていた業界に戻ることですが、どうしてもゲームに関わっていきたいという方もいらっしゃることでしょう。

そんな時におすすめなのは、
職種の幅を広げて転職活動すること。

◆◆職種の幅を広げるとは?◆◆

  • セールス(営業)
  • webマーケティング(販売促進)
  • 総務・人事・広報など
  • カスタマーサービス

ゲームのシゴトというとどうしても直接的に「ゲームを作る」ことにフォーカスしがちですが、実はゲーム会社には他にも色々な職種があります。
例えばマーケティングのシゴトで、ゲームイベントを手掛けたりするのも意外に楽しいかも?

職種の幅を広げて転職活動することで、あなたの実務経験をアピールするチャンスは広がりますし、単純に考えても求人数が増えるため成功率は高まるでしょう。

まとめ:高望みしすぎずゲーム業界に滑りこもう

今回は30代未経験でのゲーム業界、特に「開発職」への転職をテーマにお届けしてきました。
かなり長くなりましたので、前半部分でお伝えした内容を改めてまとめておきます。

◆◆ゲーム開発職への転職事情◆◆

  • 人材は不足している(特にプログラマー)
  • ゲームプログラマーは高度な技術を要する狭き門
  • 業界内転職が多く、異業種から入りにくい

30代未経験での転職は不可能ではありませんが、条件があります。
その条件とは、アピールできる異業種での実務経験を持つことです。

◆◆転職成功へのポイント◆◆

  • ①即戦力で勝負する
  • ②事情が許せばアルバイトも視野に入れる
  • ③最初から高望みしない
  • ④転職エージェントを利用する

即戦力アップのためのオンラインプログラミングスクールや、効率的な転職活動のためのエージェントについてもご紹介してきました。

ひつりん
ひつりん

転職エージェントは相性の良い担当者にめぐり会うまで、いくつかのエージェントを当たってみるのがおすすめですよ。

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