
ゲームのデバッガーはきつい?やめとけって言われるけど本当?
ゲームデバッガーとは、ゲームの発売前にテストプレイにより不具合を発見し、直す仕事のこと。
「辛いからやめとけ」との評判も多く聞かれるこの仕事、本当にやめた方がいいのでしょうか。
👉この記事で分かること
- ゲームデバッガーとは?仕事内容
- やめとけと言われる理由
- デバッガーのメリット・デメリット
- デバッガーに求められるスキル
- デバッガーになるには

実際のところどんな仕事なのか、よく把握せずに避けてしまうのはもったいない!
デバッガーからゲーム業界に参入し、その後も制作の現場で活躍しているクリエイター達もたくさんいらっしゃるというのに…!
結論からいうと、デバッガーをやめた方がいいかどうかは、あなたが目指すキャリアパス次第。
ゲーム業界で活躍していきたいという方にとっては決して無駄にはならないはずです。
では、デバッガーという仕事の真実に迫っていきましょう!
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ゲームデバッガーとは
デバッガーは「ゲームをテストする人」という意味で「ゲームテスター」とも呼ばれます。
開発途中のゲームは、テストプレイしてみるとさまざまな不具合が出てきます。
例えば変な動きをする、本当は行けないはずのエリアに行けてしまうなどですね。
こうした「おかしいところ」を見つけ、原因を探り出して直す作業を「デバッグ」と呼びます。
このデバッグを任されているのが、デバッガーというわけです。
ゲームデバッガーは、ゲームを完成品としてのクオリティに持っていくために欠かせない存在。
せっかくリリースしても、フタを開けてみたら不具合だらけでは困ってしまうでしょう。

デバッガーが不具合をくまなく見つけ出し、修正することで、私たちはスムーズにゲームを楽しめるようになるのです。
ゲームデバッガーのデメリット「やめとけ」の理由は?
デバッガーについて大まかに分かったところで、何となく「キツいかも?」と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
実際に「デバッガーはやめとけ」という評判も立っているようなので、その理由について調査しました。
単純作業がキツい
やめとけ。
同じ作業の繰り返しとかで苦痛です。
ゲーム好きとはまた別です。
単純作業が好きでないとやっていけません。
(引用:教えてgoo)
単純作業だと、時間が経つのがすごく遅く感じたりするもの。
飽きがきてしまいモチベーションの維持も難しく、精神的に苦痛になりやすいです。
もしゲーム好きでも応募するのは辞めておくべき。
デバックとはバグをなくす為に、同じような状況を永遠と繰り返すので、ゲーム好きさんだとしたら好きでなくなると、以前友人が言ってました。
(引用:教えてgoo)
バグ=プログラムの不具合のこと。
不具合を見つけるために何回も同じプレイを繰り返すのがキツイということですね。
体に負担がかかる
ゲームが好きだったので、ゲームテスターのアルバイトは凄く楽しかったのですが、同じゲームを何度も攻略しなくちゃいけないのは少し大変でした。
何より大変だったのは目の疲れが凄かったです。
(引用:アルバイトEX)
単に楽しむためにプレイするのと、不具合を見つけるためにプレイするのとでは、目の疲れ具合も違うかもしれません。とはいえ、この方は凄く楽しかったとも言っていますね。
デバッガーの仕事はきつい(一日中ゲームする事)っていうじゃないですか、今日やっとわかりました。スマホ一日いじってると腱鞘炎気味っぽくなって実感してる
— くろすすぴーど (@Yuzu_speed) September 9, 2013
腱鞘炎とは手首のトラブルのこと。
就業時間中ずっとゲームをするのは体にも負担がかかりやすいようです。
ゲームデバッガーの仕事内容

ネットの評判を見ると、デバッガーの仕事は同じ作業の繰り返しが多いため精神的な苦痛につながったり、体に負担がかかったりすることが分かりました。
確かに、楽な仕事ではありません。
しかし本当に「キツい」だけなのでしょうか。
ゲームデバッガーのことを正しく知っていただくために、その仕事内容について解説します。
- バグの発見と報告
- バグの再現性などの調査
- バグの修正の確認
- テスト計画の立案
- デバッグツールの活用
1.バグの発見と報告
ゲームをテストして、バグを見つけ、それを報告するのがデバッガーの中心的な仕事です。
会社ごとに決められた形式にて、報告書を作成して提出します。
さらにバグを見つけるだけでなく、ゲームの難易度など、全体バランスとしておかしいところがないかの確認作業も一緒に行うことがあります。
2.バグの再現性などの調査
バグは単に見つけるだけでなく、もう少し詳しく調査していきます。
例えば、バグが再現可能なのかどうか(繰り返し出てくる不具合なのか)や、どうしたらそのバグが出現するのかなどを調べ、あわせて報告します。
よくよく調べてみると、その不具合はプログラム上のバグではないこともあります。
ネット環境のせいだったり、パソコンへの負荷が原因となっていたりする可能性もあるでしょう。
こうしたことも含めてまずは原因を特定し、適切なデバッグへと活かしていきます。
3.バグの修正の確認
報告したバグはプログラマーにより修正されますので、今度は修正チェックを行います。
改めてゲームをテストプレイし、本当に修正されているか、確認が取れればOKです。
本来、デバッグとは「不具合を発見して修正する」ところまでを意味します。
ですが実際に修正を行うのはプログラマーであり、デバッガーは修正をチェックする役割を担っているのです。

ここまでの、上記1〜3の仕事を繰り返し行うのがデバッガーの基本的な仕事内容です。
4.テスト計画の立案
デバッグをどのように進めていくのか、テスト計画を立案するデバッガーもいます。
そもそもゲームのデバッグ作業は1人で行うのではなく、社員やアルバイトなど複数人がチームを組んで行います。
そのチームで円滑に作業が進むように、チームをまとめるマネジメントを担うこともあります。
5.デバッグツールの活用
会社によっては、自動テストプレイを行うことができるデバッグツールを使うことも。
人の手で1つ1つテストプレイするのは確かに手間がかかりますし、コストもかかります。
そのためデバッグツールを採用する会社も出てきているのです。
デバッガーは、時にはこうしたデバッグツールを動かす役割を担うこともあります。
✏️仕事内容のまとめ
上記1.の「テストプレイ→バグを見つける」の作業をひたすら行う段階では、単純作業が多いためキツいと感じやすくなることが考えられます。
ですが、リーダー的デバッガーになると、業務はもっと幅広くなります。たとえば上記のようにテスト計画を考えたり、バグ情報を取りまとめてプログラマーに修正依頼を出したりする業務も出てきます。
あるいはアルバイトに仕事を教えたり、チームをまとめたりする仕事もあるでしょう。
このように、上位職になってくれば必ずしも単純作業ばかりではないことがお分かりいただけるのではないでしょうか。
ゲームデバッガーにはこんなメリットも
辛い部分ばかりがクローズアップされがちなデバッガーですが、実はこんなメリットもあります。
- 未発表タイトルをプレイできる
- 特別な設定でプレイできる
- 他の開発職を間近で見られる
- 在宅ワークに対応できるケースも
- 接客がない
これらを順番に解説します。
未発表タイトルをプレイできる
まだ一般に売り出される前のゲームをいち早くプレイできるのが最大のメリット。
注目のゲーム、自分好みのゲームならなおさら、ワクワクが止まらなくなりそうです。
特別な設定でプレイできる
例えばRPGで通常ならレベル1から地道に成長しなければならないところ、テストプレイのためにいきなりレベル100になれたりします。

他にもレアな武器を入手できたりと、特別な設定でプレイできるのはデバッガーならでは。
他の開発職を間近で見られる
デバッガーは収集したバグの修正依頼などを通してプログラマーとコミュニケーションを取ることがあります。
プログラマーほか開発職の仕事ぶりを身近に見ることができるのは、とても貴重な体験です。

ただ見るだけでは自分の経験にはならないでしょ…?
「私には分からないから」と壁を作ってしまうのか、それとも積極的に勉強して仕事の幅を広げていくのかはあなた次第です。
例えばプログラムの勉強をすることで、少しずつ修正作業に関わることができるようになるかもしれません。そうすればプログラマーだって助かるでしょう。
在宅ワークに対応できるケースも
もともとデバッガーが扱う発売前のゲームはセキュリティが厳重なので、在宅ワークはほとんど認められていませんでした。
ですが、コロナ禍をきっかけに働き方を変える動きがあり、少しずつ在宅ワークに対応可能な仕事も増えてきているようです。
接客がない
「お客さんと接する仕事は苦手」というあなたに朗報!デバッガーなら接客の必要がありません。
ただし、完全に人と関わらない仕事というわけではありませんのでご注意を。
デバッガーチーム同士、あるいは他部署とのコミュニケーションなどは必要です。
✏️デバッガーのメリットまとめ
デバッガー最大のメリットは、仕事とはいえ大好きなゲームをたくさんできること。そのほかゲーム開発の仕事を間近で見ることができるため、これからゲーム業界で働きたいという方にとってもメリットがあります。
このように、デバッガーという仕事は必ずしも「やめた方がいい」わけではなく、これからゲーム業界に参入したい人にとっては狙い目とも言えるのではないでしょうか。
ゲームデバッガーに求められるスキル

デバッガーとして働いてみようかな…?

ゲームデバッガーとして働くためには、主に次のようなスキルが必要、あるいは歓迎されます。
- プログラミングスキル
- ゲームプレイ力
- 忍耐力
- コミュニケーション能力
- 分析力
- Officeソフト操作スキル
もちろん最初から完璧なスキルを持っていなくても構いませんが、仕事で活躍するために知っておいた方がいいでしょう。
では1つずつ順番に解説します。
プログラミングスキル
第1に、ゲーム開発に必要なプログラミングスキルを持っていると重宝されます。
なぜなら、プログラミングの知識があった方がバグの原因を想像しやすいからです。
それに、バグ修正を担当するプログラマーに対する理解力が増して、円滑なコミュニケーションにも役立ちます。
場合によっては、プログラマーの修正作業のサポートを担当できるかもしれません。
そうなればさらにやりがいは大きくなるでしょう。
ゲームプレイ力
第2に必要となるのは「ゲームプレイ力」。
つまりどんなゲームでも器用にこなすことができる力が求められます。
逆に、ゲーム自体があまり得意ではなく1つ1つの操作に難航してしまうようだと、デバッグ作業でも時間のロスが大きくなってしまいます。
忍耐力
いくら大好きなゲームがプレイできるといっても、やはり楽しいばかりではありません。
バグの再現性を確認するために同じところを延々とプレイし続けることもあります。
そんな時でも根気強く作業を続けることができる忍耐力が必要です。
コミュニケーション能力
デバッグチーム内で協力したり、指導をしたりといった人との関わりがあるため、コミュニケーション能力の高い人は歓迎されます。
そして、プログラマーなど開発チームにバグを報告したり、解決策の提案を行ったりするためにも良好なコミュニケーション能力が必要です。
分析力
デバッガーには、実は分析力も求められます。
バグを見つけたら、それがどのような問題なのか原因を究明しなければならないためです。
原因の究明には根気強い作業も必要ですが、あわせて論理的思考力や分析力も必要なのです。
Officeソフト操作スキル
Word・Excel・PowerPointといったOfficeソフトの操作スキルを応募条件としている求人は多いです。
発見したバグの報告書を作るのもデバッガーの仕事。場合によってはテスト計画の立案を任されることもあります。
こうした資料作成のため、Officeのようなビジネスソフトを使いこなす力が求められています。
ゲームデバッガーに向いている人

結局、デバッガーに向いているのはどんな人?

デバッガーに向いているのは次のような人です。あなたに当てはまるかどうか、チェックしてみてください。
- 根気強い性格である
- 物事を筋道立てて考えることができる
- ゲームプログラミングをかじったことがある
- どちらかといえば接客は苦手
- なにしろゲームが好き
- ゲームの上手さには自信がある
- ゲーム業界で働きたい
「最初はアルバイトで」ということなら、まだプログラム言語など特別なスキルはなくてOK。
ですが、今後ゲーム開発の世界でキャリアアップしていきたいなら、どこかでプログラミングスキルを習得することになるかもしれません。
ゲームデバッガーのキャリアパス
ゲーム業界での将来的なキャリアパスとしては、プログラミングをより深く習得することでプログラマーへの道が考えられます。

私はプログラム言語とか苦手で💦
ゲーム業界で働きたいけどプログラム言語は苦手という方、ご安心ください。
プログラム言語を必須としない開発職、例えばゲームプランナーといった仕事もあります。
デバッガーとして働いていると、ゲームプランナーが作成した仕様書を目にすることも。
一般にはなかなか見ることができないプロの仕様書を見られるのはとても貴重です。

あなたがプランナーを目指そうという時、これまで見てきた仕様書をお手本にすることができるため、デバッガーの経験は必ず役に立つはずです。
ゲームデバッガーの給与相場は?
デバッガーの給与相場について、総合求人検索サイト「求人ボックス」によれば、
デバッガーの求人の給与
平均月給:27万3千円(引用:求人ボックス)
となっています(2023年4月現在)。
これを年収ベースにする場合、賞与の有無によって大きく変わってくるのですが、
●賞与なしの場合
⇒327万6千円
●賞与を2ヶ月分プラスすると
⇒382万2千円
このような試算となりました。
もちろん、あくまで平均の金額ということですので、最初はもっと低いところからのスタートとなることは承知しておきましょう。
ちなみにデバッガーの求人は、アルバイトも多く出ています。
アルバイトの時給は、東京都(時給相場が高い)の求人が多いこともあって時給1,100円程度〜がよく見られます。
そして派遣社員になると、もう少し時給は高くなる傾向です。
ゲームデバッガーになるには

私はデバッガーに向いてるかも!?

デバッガーになるために必須となる資格や学歴などは特にありません。
他社での実務経験が問われる求人も見られますが、派遣社員やアルバイトなどの求人も多く、未経験からでもチャレンジしやすいです。
採用選考に応募して、ゲームへの熱量やゲームプレイ力などをアピールして内定を得られれば、デバッガーとしての一歩を踏み出すことができます。
ここからは、デバッガーになるための具体的ルートをご紹介します。
アルバイトからチャレンジ!

未経験だから、ちゃんと仕事をこなせるか不安…
こんな方は、収入面での事情が許せばアルバイトからチャレンジしてもいいでしょう。
アルバイトなら確実に基礎的な仕事からのスタートとなりますので安心です。

アルバイトから始めて、その経験が評価されて社員に転向する例もあります。
派遣社員に応募する

アルバイトだと収入的に厳しい…

こんな方は派遣社員も検討してみましょう。デバッガーは派遣社員の求人がかなり多い印象です。
派遣社員の方がアルバイトよりも時給が高めに設定されていますし、基本的にフルタイムなので収入UPが見込めます。
派遣社員として働くには、まず派遣会社に登録。そこからゲーム開発会社へと派遣されるしくみです。
派遣社員の求人は、ネットの求人サイトのほか、この後ご紹介する転職エージェントでも扱っていることがあります。
転職エージェントを利用する

社員転職を考えているけど、うまくいくか心配…

そんな時は転職エージェントに相談してみては。
👉転職エージェントの特徴
- 専任の担当者がつく
- 希望に応じた求人を紹介してくれる
- 履歴書の添削などのサポートがある
- 企業とのやりとりもお任せ
- 転職の悩み相談に乗ってくれる
- 非公開求人を持っている
このように、一般の求人サイトにはないさまざまなサービスを受けられるのが特徴。
しかも無料なので、利用して損はありません。

転職エージェントは正社員のほか、契約社員や派遣社員まで扱うところもあり、自分に合った働き方が選べます。
また非公開求人を持っているのも特徴の1つ。
転職エージェントを利用したからこそ、いい会社に出会えるということもあるので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
もちろん、今すぐ転職を予定しているわけではなく、「転職できそう…?」といった将来的な相談のみでもOKです。
次からは、デバッガーを目指せる転職エージェントを何点かご紹介していきます。
デバッガーを目指せるおすすめ転職エージェント5選
今回おすすめする転職エージェント5選をリストアップしました。
上記のうち最初の3つはゲーム業界を得意とする「業界特化型」。
後半の2つは幅広い業界をカバーする「総合型」。

基本的には業界特化型がおすすめですが、総合型の方は求人数がケタ違いに多いので、可能性を広げるという意味でも両方を併用されるのがオススメです。
では順番に見ていきましょう。
(各社の画像は公式サイトより引用)
ギークリー【レジュメ作成サービスが便利】
Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント。
これまで1万件という支援実績を誇り、デジタル分野では人気のエージェントとなっています。
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面談ではキャリアコンサルティングの上、自分に合った求人を紹介してもらうことになります。
まとめ
長文となりましたが最後までお読みいただきありがとうございました。
今回はデバッガーの仕事について掘り下げて解説してきました。
要点をまとめます。
👉デバッガーが「やめとけ」と言われる理由
- 単純作業がキツい
- 体に負担がかかる
👉デバッガーにはメリットもある
- 未発表タイトルをプレイできる
- 特別な設定でプレイできる
- 他の開発職を間近で見られる
- 在宅ワークに対応できるケースも
- 接客がない
デバッガーになると、ゲーム開発の仕事を間近で見られるというのが大きなメリット。
そのため、これからゲーム業界に参入したい人にはメリットが大きく狙い目ともいえます。
デバッガーのキャリアパスとして考えられるのは、プログラマーやゲームプランナーなど。
そのほか品質管理の部署も考えられるでしょう。

デバッガーをやめた方がいいかどうかは、こうした長期目線でのキャリアパスとセットで考えることが大切です。

もし興味が出てきたら、転職エージェントも是非検討してみてください。
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