近年の日本では、インディーゲームが流行中。
流行しているのは、ゲームのプレイヤーだけではなく、制作するクリエイターも増加しています。
その理由は、「低コストで自由なゲームを作れる」から。
また、開発エンジンなどを使うことで、プログラミング作業をすることなく、簡単に作ることができます。
専門知識がない素人でもできることから、ゲームを作る人が増え続けています。
ヒットすれば、一流ゲームクリエイターとして暮らしていける!
という期待もあるのでしょう。
たしかに、大ヒットを記録するようなゲームを開発できれば、お金が入ってきます。
しかし、ヒットするゲームはほんのひと握り。
インディーゲームで食べていけるほど、この世界は甘くありません。
この記事では、
- 実際のインディーゲームクリエイターはどれほど儲けているのか
- どれほど売れたら生計が成り立つのか
を解説していきます。
インディーゲームで生計を立てたいと思う方はぜひチェックしてください。
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インディーゲームの収入は?開発者をチェック!
インディーゲームの代表的な作品として、マインクラフトがあります。
その開発者は、マルクス・ペルソンさん。
同人でマインクラフトを開発し、大ヒットを記録しました。
彼の純資産は2007年分でUS$15億。
日本円にして約1,700億!
まさにインディーゲームドリーム!
しかし、これは特例です。
誰もが大ヒットを記録できる世界ではない、ということを覚えておきましょう。
現在インディーゲームを開発している人の年収は?
現在インディーゲームを開発している人は、増え続けています。
インディーゲーム制作しているふりふらさんは、個人開発で年収は15万円。
こちらの記事にあるように、現実は厳しいものです。
では、インディーゲームクリエイターで生計を立てるのは、諦めたほうがいいのでしょうか?
はたしてインディーゲームで生計は立てられるのか?
インディーゲームで生計が成り立つための目安は?
ここで生計を立てるための目安を見ていきましょう。
一人暮らしの生活費の平均額は、150,506円。
※出典:総務省統計局|家計調査年報(家計収支編)2020年(令和2年)
税金などの支払いを考えると、インディーゲームで生計を立てるためには、20万円ほどの稼ぎが必要です。
例えば、スマホなどのアプリでプレイする脱出ゲームを開発したとしましょう。
無料広告で収益が得られるアプリゲームは、ジャンルによって金額が変わります。
脱出ゲームは、1DL(ダウンロード)あたり10円です。
そのため、20万円を稼ごうと考えると、2万DLが必要になります。
アプリゲームの勢いは凄まじく、iOSで500ゲーム、Androidで250ゲームが毎日新たに配信されています。
つまり、750(ゲーム数)×30(月)となり、約22,500のゲームから選ばれなくてはいけません。
さらに継続的に売れ続けないと行けないため、どんどん宣伝、開発をする必要があります。
インディーゲームの収入は限りなくゼロに近い
インディーゲームは、低コストで自由に制作が可能だからといっても、売れなければ収入はゼロです。
まず、配信と同時に売れるということはないと考えましょう。
目に付く確率の低いインディーゲームは、すぐ売れることはなく、収入は得られません。
また、注目を浴びても、利益になるのは別の話。
インディーゲームで生計を立てるのは、クオリティーの高いものでも難しいです。
インディーゲームの開発を考えているのであれば、こちらの体験談をぜひ参考にしてみてください。
インディーゲームが売れるには注目される必要がある
収入を得て、生計を立てるためには、世間から注目されなければいけません。
認知してもらえなければ、遊んでもらえることもないため、当然収入はゼロ。
遊んでもらうには、ゲームをプロデュースする努力が必要です。
SNSや広告などで、自分のゲームを積極的に発信していくことが、売れるためのカギになります。
近年では、SNSで一度注目を浴びると、テレビなどのメディアでも取り扱ってもらえることが多いです。
そのような宣伝効果も狙っていけるように、知識をつけておくといいでしょう。
そうすることによって、認知してもらえるチャンスに繋がります。
インディーゲームで生計を建てる前に別の仕事で稼ぐ
インディーゲームを制作するには、数十万〜数百万円が必要だとされています。
理由は、ゲーム制作自体よりキャラクターデザインやゲーム内BGM製作などに出費する方が多いため。
全て自分で制作できるのであれば問題はありませんが、ほとんどの方が外注依頼すると思います。
そのため、依頼費を払うためにもインディーゲーム開発とは別の仕事で稼ぐ必要があります。
趣味や副業としてインディーゲームを開発する人が多いため、会社を辞めてインディーゲーム開発者になる!というのは、無謀な賭けになるかもしれません。
後悔しないようにしっかり考えるようにしましょう。
まとめ
この記事で伝えたかったことをまとめると・・・
- インディーゲームでの収入はゼロに近い
- 売れるためには認知してもらう必要がある
- ゲーム開発で生計を立てるのは難しい
- 別の仕事で開発資金を稼ぐ
インディーゲームで一儲けしよう!と考えている人には、少し残念な現実かもしれません。
インディーゲームを開発すればすぐに利益を得られると、期待していた人もいるのではないでしょうか。
売れるゲームを作るためには、より良いものを追求し続けなければいけません。
自分の作りたいゲームを低コストで作れるインディーゲームには夢があります。
自分の理想を形にするために、アイデアを練り続けてください。
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