プロゲーマーの専門学校に入学すれば、プロの講師にアドバイスをもらいながらゲームに打ち込めます。
大学進学や高卒で就職をするよりは、早く確実にプロゲーマーになれるでしょう。
ですが、専門学校に入学したいけど

もしプロになれなかったら将来どうなるんだろう…

実はプロになれる自信があんまりないんだよなぁ…
と不安になってしまうことはありませんか?
そこで今回は、プロゲーマーになれなかった人の末路をご紹介します。
プロゲーマーをあきらめた後、どんな職種に就けるのかも解説しますね。
プロゲーマーになれなかった人の悲しい未来
もしプロゲーマーになれなければ、ほとんどの人には厳しい生活が待っています。
というのも、一部の専門学校は、国から「学校」として認められていません。
いくら「俺は専門学校を卒業したんだ!」と言い張っても、学歴は高卒のままなんです。
そのため、多くの人が
- 20歳
- 高卒
- 2年間職歴なし
- スキルもゼロ
という、どこの企業も雇いにくい履歴書になっています。
面接を受けるときも毎回「この2年間何してたの?」と質問され、「ゲームをしてました!」と言うしかなくなるんです…。
さらに、ゲーム以外のスキルを身につけることができないため、就職するのにも一苦労。
他の人が自分のなりたい職業に就いていく中、自分ひとりが取り残されていきます。
最悪の場合は生活保護を受けることになって、友達どころか、家族とすら顔を合わせづらくなるでしょう…
専門学校に入学してプロゲーマーになれなかった人の進路
プロゲーマーになれなかった人の進路は、以下の5つが代表的です。
- esports関係の職業
- 介護職
- 肉体労働系
- フリーター
- フリーランス
esportsに関わる仕事もありますが、ゲームとはまったく関係のない仕事をする人が多いです。
esports関係の職業
プロゲーマーの専門学校のホームページを見ると、いろいろなesports関係の進路が書いてあります。
- esportsのイベントスタッフ
- イベント司会者
- esportsライター
- ゲーム実況者
- ゲームイベントの企画運営
ぱっと見だと、「え、普通にいいじゃん!」と思う人も多いですよね。
ですが、ホームページのどこを見ても、どの職業に何人進んだかが書いてありません。
もしesports関係の仕事をしている人が多いなら、積極的にアピールしているはずなので、実際はかなり厳しい状況というわけです。
月収数十万円をもらいながらゲーム関係の仕事ができるものの、あまり期待は持てませんね。
介護職
介護職は、老人ホームなどで高齢者の身の回りのお世話をするお仕事。
無資格、未経験でもなれるため、プロゲーマーをあきらめた人がなることも多いです。
(実はプロゲーマーのウメハラさんも元介護職。)
ただ、介護職は常に人手不足なので、少ないスタッフで毎日残業をしながら回しています。
介護士をしている僕の母は、朝8時から夜8時過ぎまで働くことがほとんどです。
肉体労働系
引越し業や土木作業員なども、プロゲーマーの専門学校を卒業してから就ける職種。
重い荷物を運んだり道路工事をしたりと、自分の肉体を駆使して働きます。
僕の友人は中卒で30万円近くもらっていましたし、給料面はかなりいいですね。
ですが、体を鍛えないといけないのと、外作業ばかりというデメリットもあります。
日頃から運動をしているなら問題ありませんが、インドア派の人には少しきつい職業です。
フリーター
専門学校卒業後は、コンビニやネットカフェのアルバイトとして働く人もいます。
- 接客
- 商品の棚だし
- 清掃
など、高度なスキルがいらないのはありがたいですね。
さらに、働きぶりによっては、アルバイトからそのまま正社員になることもできます。
ただ、フリーターはかなり給料が低く、週6日働いたのに手取り15万以下ということも…。
給料が上がっていくこともほとんどないので、基本的にはおすすめしません。
フリーランス
プログラマーやwebライターなどは、パソコン一台で好きなときに好きな場所で働けます。
納期さえ守ればいつどこで何をしていても良いので、魅力の多い仕事です。
会社員と違って保証が少ないというデメリットはあるものの、人によっては月収100万円以上を稼ぐ人も。
もしプロゲーマーになれなくても若ければ生きていける
プロゲーマーになれなければ、つらく厳しい現実が待っているのは事実。
しかし、プロゲーマーになれなかったからといって、働き口がまったくないわけではありません!
お年寄りの世話が好きなら介護職がありますし、やる気さえあれば肉体労働でたっぷり稼ぐこともできます。
さすがに「30代・無職・スキルなし」になると難しいですが、若ければいくらでも就ける職種はあるんです。
また、これからはIT産業が伸びていくので、パソコンに強い人はかなり有利。
専門学校に行ってプロゲーマーを目指すことが、すべてムダになることはありませんよ。
本気でプロゲーマーになりたい人は専門学校に行って夢をつかもう!
プロゲーマーを目指した経験は、必ず仕事を始めてからも役に立ちます。
大会で勝つための努力や対戦相手の分析など、本気でゲームを頑張ったからこそ身につくものだってありますよね。
プロゲーマーになれなくても就ける職種はいろいろありますし、周りの意見に流されて自分の夢を捨てることはないんです!
もしここでプロゲーマーの夢をあきらめれば、これから先ずっと後悔して生きていくことになります。

あのときプロゲーマーを目指していれば…

やっぱりプロゲーマーになりたいけど、この歳じゃもう無理だよな…
そうやって一生悔やみ続けるなんて、僕なら耐えられません..。
やらない後悔よりも、やる後悔。
本気でプロゲーマーになりたいと思った人は、専門学校に行ってあと2年だけ頑張ってみませんか?
まとめ
- プロゲーマーになれなければ悲しい結末が待っている
- 専門学校を卒業してもesports関係の仕事をするのは難しい
- 介護職や肉体労働、フリーターになる人が大半
- ただ、若ければいくらでもやり直せる
- 一生後悔しないためにもあと2年だけ本気でプロを目指そう
プロゲーマーになれなければ、2年間を棒に振るだけでなく、夢まで失ってしまいます。
周りの目を気にして、惨めな思いをすることもあるでしょう。
ですが、本当に成功する人は、どんな分野でも自分の信じた道をとことん突き進みます。
若ければ可能性はいくらでもありますし、たった2年間の専門学校をためらうことなんてありません。
考えても分からない将来におびえる前に、いま目の前にある「プロゲーマー」という夢を追いかけてみてください!
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